おしらせ

教本・教材の仕様変更について

 いわゆるポケット判の教本・教材につきまして、下記のとおり「表紙材質の紙製化」ほか仕様変更をいたします。
従来のビニール素材表紙の教本・教材は、丈夫・汚れがつきにくい・水に強いなど長く愛用するには適したものですが、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが加速している社会情勢に鑑みて学院としても環境問題への配慮をすべきであること、すでに印刷製本業界ではビニール素材の流通量が減りつつあり、従来通りの仕様での継続が難しくなってきたことにより、必要な選択となりました。今後は増刷時に、順次紙製表紙へ移行してまいります。
 各々の既存在庫数により、全教本・教材が紙製表紙となるまでには、しばらく時間を要しますが、新しい教本・教材を今まで同様、ご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。
 なお、大幅な改定は従来通り通達あるいは機関誌『吟道』等によりお知らせいたしますので、お手許のビニール製表紙のものも引き続きご使用いただけますことを申し添えます。

1.表紙材質の紙製化について(理由は頭書に記載)

   ・表面にコート処理を施し、ある程度の撥水機能を具有。
   ・紙製化により約10~15%軽量化。
   ・表紙の色合いは基本的に従来色に近づけており、また、本文紙質は変更なし。
   ・比較的強度があり開きの良い製本方法を採用。ただし「しおり紐」は付帯せず。

2.ページ番号(ノンブル)の表記サイズ変更

   ページ番号の数字を見やすくサイズアップ。

3.教本・教材の判型(本の大きさ)統一

   作成の歴史的経緯などにより、微妙な大きさ不揃いが生じている教本・教材類の大きさ統一化。
   順次『吟詠教本和歌篇』の大きさへ。

4.当面の予定

   在庫状況により必ずしもこの限りではないが、見込みでは『新装新版愛吟集』などから変更予定。

以 上